法隆寺近くのカフェ鵤樂舎のひなまつり|十八種類のお惣菜と彩りちらし寿司二段重
2022/03/02
桃の節句ともいわれる3月3日のひな祭り。それは、女の子の成長と幸せを願うものです。
ひな祭りの由来、お祝いの方法、ひな祭りにいただくお菓子、お料理の意味について
ご紹介します。
【ひな祭りの由来】
ひな祭りは、もともとは五節句のひとつで、「上巳(じょうし)の節句」でした。この日は古代中国では忌日(いみび)とされていて、その穢れを祓うために水辺で体を清め、厄払いが行われていたのです。それが平安時代ごろに日本に伝わり、土や紙の人形に穢れを移して水に流す「流し雛」の行事となりました。
ひな人形を段飾りにして、きれいに飾って祝うようになったのは、江戸時代になってからです。しかし、このような形でお祝いを行ったのは、武家や貴族だけでした。この慣習が一般家庭に定着したのは、明治以降のことです。
【初節句のお祝いとひな祭りの祝い膳】
女の子が生まれて初めて迎えるひな祭りが初節句です。部屋にひな人形を飾り、桃の花や菜の花などの春の花を彩りに祝い膳を囲みます。祝い膳は、ちらし寿司のはまぐりのお吸い物が定番!はまぐりの殻は他の貝の殻とは決して合わないため、貞節のシンボルとされてきました。さらに焼き魚、春野菜の小鉢などを添えて春らしく整えます。
茶菓は、ひし餅、ひなあられ、よもぎ餅、干菓子などを用います。
ひな飾りにはひし餅と桃の花、白酒で祝いますが、これにも意味があります。
ひし餅はひし形になっていますが、これは心臓を表すとも、桃の花を表すともいわれています。ひし餅の色の
白は雪、赤は花、青は若草、黄色は紅葉を意味し、四季を表現しているのです。桃の花は中国では、長寿のシンボルとされています。門にさしておくと邪気を払うという言い伝えから、祝い花として使われるようになりました。飲み物は、以前は桃の花を刻んで入れた【桃花酒】が用いられていました。白酒はその名残です。
鵤樂舎では、春を感じる十八種類のお惣菜と彩りちらし寿司の二段重をご用意しています。
桃の節句に。また春はお祝いごとの多い季節のお祝いの御膳に。予算等はお問合せください。